初めてのキャバクラの面接や体験入店の時、何を持っていけばいいかわからなくて不安になりますよね。キャバクラのキャストとして仕事をする時って、どんなアイテムが必要なんでしょうか?

今回はキャバクラ未経験の人が知っておきたい「キャバクラで必要な持ち物」「あった方が良い持ち物」を紹介していきます。

キャバクラで絶対必要!マストな持ち物リスト

キャバクラ持ち物では必須!「ハンカチ」

ハンカチは以下のようなシーンで使います。

1)お客様のグラスについた水滴を拭く
2)丈が短いドレスを着た時に、膝において足を少し隠す
3)その他、手や汗を拭く等

特に大切なのが1)のグラスを拭くためのもの!これは絶対にキレイなハンカチでないといけません。そのためハンカチは必ず2枚以上持ち、「グラスを拭く用」と「その他用」に分けて使います。

「普段はミニタオルを使ってる」という人も多いですが、あまりカジュアルなものだとチープな印象になってしまいます。薄地の「ハンカチ」で、無地や暗い色等は避け、女性らしい色柄のものを選びましょう。手元で使うハンカチの柄は、お客様の視界にも意外と入りますよ。

またハンカチは必ずピシッと整った状態であることが大切!端がほつれて糸が飛び出ているとか、くしゃくしゃなもの・シミや汚れがあるものを使うのはNGです。

最初はあまりブランドにこだわらなくても良いので、洗い替えをキチンと準備しておくようにしましょう。

キャバクラで欠かせない「ライター」

お客様がタバコを持ったら、火を付けるのもキャバクラのキャストの大切なお仕事です。ですから「自分はタバコを吸わない」という人でも、お仕事中は必ずライターを持ち歩きます。

お店指定のライター(お店の名前が入ったライター等)がある場合には、指定ライターを使ってもOKです。

お店指定のライターが無い場合等は、自分で用意をします。最初は100円のものでも良いですが、「いかにも100円ライター」という無骨すぎるデザインは避けた方が無難。またヤスリを回転させる方式のライターはスムーズに火がつかないことがあるので、サッと押すだけで火がつく「電子式」を選びましょう。

ブランドものでなくても良いですが、できればスリムでかわいいデザインが理想的です。

オイル式(ZIPPO等)は匂いが苦手な人もいるので使いません。

自分を覚えて貰う「名刺・名刺入れ」

名刺(めいし)はお客様にお渡しして、自分のことを覚えてもらう大切なアイテムです。

自分の名前や勤務日の他、出身地・趣味等を書いておけば、お客様との話題のネタ元にもなります。新人さんや体験入店等では、名前が空欄でお店の電話番号等が書いてある手書き名刺(空名刺)を貰い、自分で名前等を書いて配るのが一般的です。

デザインを選べる「オリジナルの名刺」を作ると、もっとお客様に自分をアピールしやすくなります。オリジナル名刺作りに協力してくれるお店も多いので、スタッフさんに相談してみましょう。

また「名刺入れ」を用意することも大切!名刺入れは自分の名刺を渡す時だけでなく、お客様からいただいた名刺をしまうときにも使います。ポーチやバッグから直接名刺を出し入れすると、名刺の端がくしゃくしゃになりますよね。特にお客様の名刺をそのままバッグに入れるのは感じが悪いです。キチンと名刺入れにしまいましょう。

キャバクラでは一般的なビジネス向けの名刺入れより、もっと華やかなデザインを選ぶのがおすすめ。ピンクシルバー・シャンパンゴールド等のキレイな色で、スワロフスキー等でデコってるあるもが女性らしいイメージで、お客様にも好印象です。

キャバクラでは意外と使う!「ボールペン」

自分の連絡先をお客様に教えたり、お客様にメッセージを書いたり、反対にお客様のアドレスを教えてもらったり…そんな時には、名刺の裏にササッとボールペンでメモをします。

この時のボールペンもあまり「粗品っぽい」「いかにも文房具!」といった雰囲気のものは避けて、シンプルでも色がキレイだったり、チャームが付いているようなかわいいデザインのものを用意しておくのが理想的です。

お化粧直しは大切!「化粧品」

メイクって、短時間でも意外と崩れますよね。キャバクラに居る時には常にキレイな状態でいられるように、トイレに行った時にはまめにお化粧直しをしましょう。

フルメイク用のコスメを全部持ち歩く必要はありませんが、あぶらとり紙やファンデーション・アイライナー・リップ等、崩れやすいポイントを直すアイテムは一通り持っておいた方が安心です。最低でもフェイスパウダー+グロスくらいは持っておきましょう。

クラッチバッグ・ポーチ

キャバクラのキャストは、様々なテーブルを回って接客をします。ハンカチや名刺入れといった様々なアイテムは小さなバッグに入れておき、そのバッグを持ってテーブルを移動するんです。

ドレスに合う華やかな雰囲気のクラッチバッグやパーティーバッグ等を用意しましょう。持ち手があるタイプのバニティポーチ等でもOK。毎回持ち歩くものなので、どんなドレスにも合いやすいデザインのものを選んだ方が良いですよ。

またバッグを開けた時にハンカチや化粧品・スマホ等の色々なものがゴチャゴチャに入っていて、取り出すたびにガサガサ荷物をあさっている…というのはNG!

バッグの中は常に整理しておくように気をつけましょう。

ヒール(サンダル・パンプス)

「貸靴有り」というお店もありますが、状態が良くなかったり、サイズが合わないと営業中に足が痛くなったりして辛い思いをすることになります。

靴は事前に自分で用意しておいた方が絶対に良いですよ。キャバクラではスタイルをキレイに見せることが重要なので、ヒールは5センチ以上が必須!できれば6センチ~7センチくらいあるものが理想的です。

ぺたんこ靴(フラットシューズ)がダメなのは全店共通です。またお店によって、以下のような禁止事項が設けられていることもあります。これから購入する場合、先に確認しておくと安心ですね。

【ヒールの規定例】
・サンダルもミュールも禁止、パンプスのみ
・サンダル(バックストラップ付き)はOK、ミュールは禁止
・ウエッジソール禁止
・太いヒール禁止 等

 

基本的にはピンヒールのような細いヒールで、踵があるかストラップが付いているデザインを選ぶと無難です。ゴールド・シルバー等だとどんなドレスにも合わせやすいですし、キャバクラのキャストらしい華やかな雰囲気の足元になります。

 

キャバクラのお仕事であった方が良い持ち物リスト

ドレス

キャストをキレイに見せる「ドレス」

貸服ありというお店も多いですが、衣装(ドレス、スーツ、カジュアルドレス等)はできるだけ早く自分で用意をした方が良いでしょう。

貸服が古い・状態が良くないというお店もありますし、状態は良くてもサイズが合わない、スタイルがしっくり来ない…というケースが少なくありません。キャバクラのキャストは「自分の魅力」をお客様にアピールすることが大切。自分に合った衣装を着ているかどうかで、接客の結果も変わってくるんです。

ドレスはネット通販等でも買えますが、衣装専門店を紹介してくれるキャバクラもあります。「初めてでどんなものを買えばいいのかわからない」という時には、お店に相談してから購入しても良いでしょう。

キャバクラによっては「黒色ドレスNG」「ロングドレスNG」といった色指定・丈指定等もありますので、こちらも事前にお店に確認をしておくと安心です。

「ドレス」というと高そうなイメージがありますが、安いものなら数千円でも買うことができます。最初は高いものを一枚だけ買うより、リーズナブルなものでも枚数を買った方が良いです。「同じものを毎回着ない」ということが大切!

お客様に「いつも同じ服だなぁ…」と思われるのは避けたいところです。「前回勤務日と同じ衣装を着るのはNG」というお店もあるので、まずはワードローブを増やすことを心がけましょう。

キャバクラキャストを魅力的に見せる「ヌーブラ」

ヌーブラはキャストの胸を盛って魅力的に見せてくれる超優秀なアイテム!またキャバクラ向けの衣装は胸元が空いたデザインのものが多いので、通常のブラだとストラップ(ブラ紐)が見えてしまいやすく、この「ブラ紐見え」を避けるためにもヌーブラが重要なアイテムになります。

「キャバ嬢のほぼ全員がヌーブラを使っている」と考えてもいいくらいの重要アイテムなので、できるだけ早く購入しておいた方が良いでしょう。

バストに自信が無いキャストの中には、二重にヌーブラを使っている人も居ますよ。ヌーブラは下着ショップの他、キャバクラ向けのドレスショップや、ネット通販でも買うことができます。

キレイに見えてラクに過ごせる?「ストッキング」

ストッキングの規定はキャバクラの店舗によっても異なります。「必ずストッキング着用(生足NG)」というお店もあれば、「生足OK(もしくは生足指定)」というお店もあるので、事前にお店に確認をしておくと良いでしょう。

なお「ストッキング有り」でも、以下のようなストッキングはほとんどのお店ではNGです。

【NGのストッキング例】
・タイツのように分厚いもの(デニール30以上は原則NG)
・色タイツ(黒タイツやその他のカラータイツ)
・柄タイツ(全体に柄があるものはNGの店舗が多い)等

 

ストッキングそのものを強調するのではなく、ヌーディーな色味で「脚そのもののキレイさをアピールするために履く」と考えた方が良いでしょう。

なおストッキングは履いておいた方が、脚のラインが確実にキレイに見えます。着圧式のストッキング等を履いておくと、脚のむくみや疲れの対策にも。またキャバクラ店舗内は冷房を効かせていることも多いので、ストッキング有りの方が冷え対策にも有効です。

店舗側で「生足指定」が無ければ、ストッキングは履いておくことをオススメします。またストッキングは、万一伝線させてしまうと大変!常に一足は「予備」をバッグに入れておきましょう。

あると安心!「ミントタブレット」

お客様に近寄って話をする時、息の匂いが気になるようでは困りますよね。特にタバコを吸ってる人の場合、自分で思っているよりもタバコくささが残っていることも。

「フリスク」や「ミンティア」等のミントタブレットを持っておくと安心です。ちょっと口寂しい時や、眠気覚まし等にも役立つので、ポーチの中に忍ばせておきましょう。

 

おわりに

キャバクラキャストの必需品・持ち物リストはいかがでしたか?お客様はキャストの持ち物や服を意外とよく見ています。あまり費用をケチってしまうと持ち物や服から「チープな女性」という印象を持たれて、価値も低く見られてしまうかも。

無理をしてまで超高級なものを揃える必要はありませんが、イメージを壊さないようなアイテム選びをするように心がけておきましょう。